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はいふり、美少女水族館から王道成長物語に変わる印象

ハイスクール・フリート、ご存知ですか?

公式略称「はいふり」、学生たちが乗組員となって船を動かす物語です

 

船体の細かい描写や各キャラに乗組員としての役割があり、失礼ながら美少女ものとしてかなりしっかりとした描写を感じる部分があります。

それとは逆に、砲撃されているシリアスシーンで死人ではなく怪我人と言う等、いわゆる「優しい世界」系の作品かなーとも感じてました。

個人的には、もったいない感覚で見ていたのですが、美少女水族館としてあるまじきストレスフルな行為が発生しました。それも第5、6話と続けて。 

 

主人公である艦長が仕事を放棄し、最前線に飛び出していったのです。

先にも書きましたが、はいふりでは各キャラの乗組員としての役割がきちんと存在し、そのうえで艦を動かしています。

それなのに、有事の際に一番大事な艦長が仕事を放棄したのです。

気にしない人は気にしないでしょうが、一部の視聴者のストレスはマッハ。

美少女動物園は気楽に見れるものが期待されているものです。

ストーリーものとして残念なのに、そのうえ気楽に見ることもできないのか…。そう思ってました、7,8話を見るまでは。

 

7話で自分の仕事を全うしようとし、歯を食いしばって仲間の帰りを待つ艦長。

そして8話では船全体の意見統一を図り、船員一体となって目的を果たしました。

今までのフラストレーションを開放するカタルシス、久しぶりに感じました。

死を感じた副長の必至さ、8話における緊張感、リアルではなくリアリティ。

楽しいだけでなく面白い作品として躍り出たハイフリート・スクール。

 

美少女水族館でありながら王道成長モノとしての面白さを兼ね備えた逸品です。

 

  

P.S.

美少女水族館としての個人的なイチオシは、まりこおじさんです。